2009年12月16日水曜日

ブレードサーバの開発史

ブレードサーバの開発の歴史について気になったので、
ググッたら下の記事が出てきた。

A History of the Server Blade

筆者は世界初のブレードサーバを作ったメーカー
RLX Technology社のCTOだったChristopher G. Hippという
ブレードサーバの発明者の一人です。

各サーバベンダがどの次期に参入したのかと言った部分だけを
かいつまんでご参考までにご紹介。

2000年7月頃RLX Technology社(以下RLX社)は
ブレードサーバのプロトタイプの試作を行う。
そして、2001年5月、RLX社はブレードサーバを出荷する。
# ちなみにeGeneraという会社も2001年中に
# ブレードサーバを出荷している。
# http://en.wikipedia.org/wiki/Egenera

RLXとeGeneraの出荷から一年ほど遅れた2002年末に
HP,Compaq,DellそしてIBMがブレードサーバを出荷した。
さらに遅れて2003年初頭にSunもブレードサーバを出荷した。
このSunの製品はRLX社が2000年頃に製作したものに酷似していた。
# 2002年Fujitsuが製品出荷、
# 2004年末Hitachiが製品出荷、2006年NECが製品出荷

# 2004年末RLX社はブレードサーバのハードウェアの開発から撤退する。
# IBM,DELL,HP等大手ベンダーらの参入により過密状態となり
# 激化する競争に白旗を揚げたのだ。
# これ以後、RLX社は他社製ブレードサーバの
# 管理ソフトウェアスイートの開発・販売に専念することとなった。
# http://www.computerworld.jp/news/hw/11134.html

そして、2005年10月3日HPにより、
RLX社がHPによる買収に合意した旨が発表される。
RLX社は、ブレードサーバのハードおよび管理機構の
初期のパイオニアでありリーダであった。
# なお前述のRLX社のブレード管理ソフトウェアスイートは、
# HP Insight Control suite for Linuxという製品のベースになっている。
# http://h18004.www1.hp.com/products/servers/management/insightcontrol_linux2/index.html

参考:ブレード・サーバ市場、急成長の理由 − @IT

2009年12月10日木曜日

研修員論文あるいはケンロンについて(第0.1版)

3ヶ月ほど前まで、私は通称「大きな木」という会社に居ました。

その会社では、総合職として採用された場合、入社後2年間は「研修員」という立場として取り扱われ、入社2年目の終わりに研修員論文(通称ケンロン)を会社に提出し、幹部社員の前で発表することを義務付けられています。

研修員論文には、入社後2年間の業務を振り返り、自分の業務成果について記述します。研修員論文及びその発表資料は、通常一月以上の間、休日及び寝る間を返上して書き上げることになります。今日はこのケンロンの大切さについて書きたいと思います。

そもそも、ケンロンの第一の意義は
部長および部長以上の幹部を納得させることが最も大切な仕事でありそれ以外は無価値である
という大きな木における仕事の本質を理解させることにあります。

「これから作ろうとしているモノが、お客様や市場に必要とされているか」
どうかなんかなんて考えても仕方ありません。そんなことはどうでもいいのです。これから開発する製品が売れようが売れまいが、ただ、幹部達が納得してくれればいいのです(*1)。

これから、あなた達がする仕事において最も大事なのは、
・落ち穂拾い(*2)での幹部への言い訳
・予算を獲得するために幹部をだまくらかす
等々です。

だから、ケンロンを書き上げそして幹部の前で発表するのは、これからあなた達がする仕事の予行演習なのです。それを肝に命じてください。


ケンロンの第二の意義は、大きな木における仕事のやり方を身につけさせることにあります。

総合職研修員という身分である以上、ゆくゆくは
・部下のマネージメントをする
・開発を行う
という雑務を行いながら、上司を説得するという本業を行わないといけなくなります。

つまり、定時(*3)までは前記の雑務を行って、定時後から上司を説得する資料作りをするという立場に後々あなた達はなるわけです。

だから、
「定時までは通常の業務を行い、定時後から研修員論文にとりかかれ」
というのは今後の仕事の予行演習であるケンロンを、より本番に近づけるために行う大変意味のあることなのです。あなた達のための予行演習なのだから、給料がでなくても当然です。

だから、
「ケンロンも業務なんだから、定時前にもさせて欲しい」だの
「ケンロンも業務なんだから、残業代を出して欲しい」だの
訳の分からないことを言ってはだめなのです。

というわけで、ケンロンはこれらの趣旨を正しく理解した人たちだけがやるべきだと思います。

*1:
とある製品の開発において、「これから開発する製品はどうせ売れないから、部品のコストダウンしても意味ないですよ」というロジックで幹部を説得でき開発にとりかかれると部課長達がキャッキャウフフしている現場を目にしました。
*2:リリースした製品で大きな問題が発生した時に、幹部や大勢の社員の前でつるし上げになる行事のことです。
*3:定時とは17時前後に存在する業務時間の折り返し地点です。何故か何割かの社員は業務時間中にも関わらず、帰宅したりします。

2009年12月5日土曜日

伏見でランチ!

転職をキめて飯がうまい!

昼飯は基本的に食べログの情報などを頼りにして、
ふらふらと伏見駅@名古屋近辺の
どこかにランチを食べに行っています。

この2ヶ月、概ね写真をとってみているので晒してみる。
最近行く店が定番化してきているので、
マンネリ化を防ぐために
おいしくて一人で入りやすい店の情報がほしい今日この頃。


























右上から、
☆讃岐うどん 田*5 800円前後
☆カレーうどん 鯱兵衛*2 800円
 洋食 K'sブランチ*2 700円
 もつなべ 碧亭*3 800〜1000円
☆パスタ*2 ラ・ステッラ 850円
 牛カツセット みその杉本 1600円?
 みそおでん定食 島正 850円
☆どてめしオムライス*3 島正 800円
 イカ天丼 イチビキ
 ひつまぶし イチビキ
 もち豚定食 豚郎
 カルビ丼 豚郎 
 味噌ラーメン 庚申
 おまかせ刺身丼 田中寿司 700円
 お刺身定食 きときと 1200円
 洋食セット マツヤ 800円
 とんとん定食 三好乃

☆をつけたのは特におすすめです。